「子どもの運動会、応援グッズって何か用意したほうがいいの?」「手作りするなら何日前から? 100均だけで作れる?」。お弁当の準備で手一杯の時期に、応援グッズまで考えるのは正直しんどいものです。それでも、スタートラインに立ったわが子が保護者席のうちわに気付いて手を振る瞬間は、その日いちばんの思い出になりやすい場面です。
運動会の応援グッズは、実は材料費500円前後・作業時間30〜60分で十分に形になります。一方で、学校ごとに「鳴り物禁止」「大きなうちわは後ろの人の視界をふさぐ」といった細かなルールがあり、知らずに持ち込んで気まずい思いをする家庭も少なくありません。
この記事でわかること
- 運動会で定番の応援グッズ7種類と、学年別に喜ばれるもの
- 100均材料で作る応援うちわ・ポンポン・メガホンの具体的な手順と費用
- 市販品を選ぶときの価格帯と、手作りとの使い分け
- 鳴り物・撮影・場所取りなど、応援でトラブルを避けるマナー
- 当日の持ち物チェックリストとよくある質問
運動会の応援グッズは何がある?定番7種類と学年別の選び方
まずは費用と向いている学年を一覧で確認しておきましょう。保護者が使う応援グッズは、大きく「見せる系」「振る系」「着る系」の3タイプに分かれます。子どもから見つけてもらいやすいのは、色と文字で目立つ見せる系です。
| グッズ | タイプ | 手作り費用の目安 | 市販品の目安 | 向いている学年 |
|---|---|---|---|---|
| 応援うちわ | 見せる系 | 約220〜440円 | 約500〜1,500円(名入れ) | 全学年 |
| ポンポン | 振る系 | 約110〜330円 | 約300〜800円 | 保育園・幼稚園〜低学年 |
| メガホン | 振る系 | 約110円 | 約200〜600円 | 全学年(声出し可の学校) |
| 応援ボード・横断幕 | 見せる系 | 約330〜660円 | 約2,000〜5,000円 | 高学年・最後の運動会 |
| ハチマキ | 着る系 | 約110円 | 約300〜1,000円 | 家族でおそろい |
| おそろいTシャツ | 着る系 | 約1,000円〜(転写シート) | 約1,500〜3,000円 | 家族・祖父母参加時 |
| 応援フラッグ | 振る系 | 約220円 | 約500〜1,200円 | 低学年 |
保育園・幼稚園なら「色」で見つけてもらう
3〜5歳の子どもは、文字よりも色で保護者を探す傾向が見られるようです。子どもの好きな色やクラスカラーのポンポンを両手で振るだけで、入場行進のときに気付いてもらいやすくなります。
小学校低学年はうちわ、高学年は控えめが安心
1〜3年生は名前入りのうちわを喜ぶ子が多い一方、5〜6年生になると「目立つのは恥ずかしい」と感じる子も増えてくる年ごろでしょう。高学年なら、事前に本人へ「うちわ持っていってもいい?」と聞いておくと、当日のすれ違いを防げます。最後の運動会に小さめの応援ボードを用意し、家族写真の小道具として使う家庭も少なくありません。
100均材料で作る手作り応援グッズ3選 費用と作り方

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップには、応援グッズ向けの材料がそろっています。9月中旬〜10月は運動会シーズンのため、うちわやカラーポリ袋が売り場の前面に並ぶ店舗も多い時期です。
応援うちわ(所要時間 約40分・費用 約330円)
- 無地のうちわ(2本入り110円前後)、カッティングシートまたは色画用紙、両面テープを用意します
- 子どもの名前や「がんばれ」を1文字10cm前後の大きさでパソコンから印刷し、型紙にします
- 型紙をカッティングシートに重ねて切り抜き、うちわに貼ります。縁取りに白を使うと、遠くからでも文字が読みやすくなります
- 裏面には家族の写真や子どもの好きなキャラクターの色を入れると、応援後もおうちで飾れます
文字は1面4文字までに絞るのがコツです。校庭の保護者席からトラックまでは20〜30m離れることが多く、細かい文字は読めません。完成したら、実際に家の廊下の端など5m以上離れた場所から見え方を確かめておくと、当日の「読めない」を防げます。
スズランテープのポンポン(所要時間 約15分・費用 約110円)
スズランテープ(ビニールひも)を30cmほどの厚紙に40〜50回巻き付け、中央を結んで両端を切り、指で細かく裂けば完成します。2色を混ぜると、ぐっと華やかな仕上がりになるでしょう。持ち手に輪ゴムを付けておくと、手首に掛けたまま拍手や撮影ができて便利です。
クリアファイルのメガホン(所要時間 約10分・費用 約110円)
A4のクリアファイルを扇形に切り、円すい状に丸めてテープで留めます。口元側はマスキングテープで縁を覆うと、切り口で唇を傷つける心配が減ります。ただし、声を大きくする道具のため、使ってよいかは学校の案内を必ず確認しておきましょう。
市販の応援グッズを選ぶなら 価格帯とチェックポイント

共働きで準備時間が取れない家庭や、祖父母の分まで数をそろえたい場合は、市販品のほうが結果的に安く済むこともあります。
名入れうちわ・応援ボード
通販の名入れサービスは、1本500〜1,500円前後が相場です。注文から発送まで3〜7営業日かかるショップが多いため、運動会の10日前までに注文しておくと安心です。
おそろいのハチマキ・Tシャツ
赤白ハチマキは2本セットで300円前後から手に入ります。家族Tシャツは、アイロン転写シートを使えば無地Tシャツ(1枚500〜1,000円)に名前を入れられます。洗濯でのはがれを防ぐには、転写後24時間は洗わないのが基本です。
手作りと市販品のメリット・デメリット比較
| 比較項目 | 手作り(100均材料) | 市販品(通販・量販店) |
|---|---|---|
| 費用 | 1点あたり約110〜440円 | 1点あたり約300〜1,500円 |
| 準備時間 | 1点10〜60分 | 注文のみ(発送まで3〜7営業日) |
| メリット | 子どもと一緒に作れる・好きな色や名前を自由に入れられる | 仕上がりがきれい・耐久性が高く翌年も使える |
| デメリット | 紙製は雨や汗で傷みやすい・文字のゆがみが出やすい | 名入れは割高・デザインの自由度が低い |
市販の商品は、パーティーグッズメーカーや文具メーカーが運動会向けに色分けしたセットを出していることが多く、赤・白・青・黄のクラスカラーをそろえやすい点も魅力です。
選ぶときの3つのチェックポイント
- サイズ: うちわは直径30cm程度の標準サイズまで。ジャンボうちわは後方の保護者の視界をふさぎます
- 音: 笛・太鼓・電子ホーンなどの鳴り物は、多くの学校で禁止されています
- 素材: 屋外で1日使うため、紙より防水性のあるPP素材のほうが長持ちします
運動会の応援マナー 鳴り物・撮影・場所取りで気を付けたいこと
応援グッズで盛り上がるほど、周囲との距離感が大切になります。保護者同士のトラブルで多いのは、次の3つです。
鳴り物・大声の応援
学校によっては、メガホンや拍子木の使用を控えるよう案内が出ることがあります。事前配布のプリントや学校のホームページで「応援について」の項目を確認し、記載がなければ拍手とうちわ中心にしておくと無難です。
撮影と応援グッズの両立
うちわを高く掲げると、後ろの保護者がわが子を撮影できなくなります。掲げるのは自分の子どもが走る数秒間だけ、それ以外は胸の高さまで下ろすのが目安です。近年は個人情報保護の観点から撮影エリアを限定する学校も増えており、他の子どもが写った写真をSNSに載せない配慮も求められます。
場所取りのルール
開門前の列に並ぶ場合も、近隣住宅への配慮から「開門30分前以降」などの時間指定がある学校があります。レジャーシートの広げすぎや、テントの持ち込みは禁止されていることも多いため、家族の人数に合ったサイズ(4人なら約180×180cm)を用意しましょう。
運動会当日の持ち物チェックリスト

応援グッズと一緒に、屋外で半日〜1日過ごすための準備も欠かせません。9〜10月でも日中の気温が25℃を超える日があり、日差し対策と水分補給は必須です。
応援うちわ・ポンポン
応援うちわは、あおいで涼を取る用途も兼ねられます。家族で1本ずつ用意しておくと、子どもの出番以外の時間にも役立ちます。
レジャーシート
厚手のレジャーシートは、砂利の校庭でもお尻が痛くなりにくいクッション付きタイプが快適です。四隅にペグ穴や重り用ポケットがあると、風で飛ばされる心配もありません。
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4,680円 (税込)
折りたたみ日傘・帽子
保護者席は日陰がないことが多く、遮光率99%以上の折りたたみ日傘や、つばの広い帽子があると体力の消耗を抑えられます。遮光率はJIS L 1055という試験規格の基準で測定された数値が表示されているため、購入時はタグの記載を確認しておくと選びやすくなります。ただし、日傘は後方の視界をふさがないよう競技中は閉じるのがマナーです。
保冷バッグ・水筒
お弁当と飲み物を入れる保冷バッグと保冷剤は、昼まで食材を傷ませないために欠かせません。大人用のステンレス水筒も1人500ml以上を目安に用意しましょう。
モバイルバッテリー
動画撮影を続けるとスマートフォンの電池の減りは想像以上に早いものです。10,000mAhクラスのモバイルバッテリーがあれば、午後の競技まで安心して撮影できます。
よくある質問:運動会の応援グッズ
Q1. 応援グッズは何日前から作り始めればいいですか?
手作りなら1週間前から少しずつ進めると、慌てずに済むでしょう。うちわ1本なら40分程度で完成するため、前々日でも間に合います。通販の名入れ品は10日前までの注文が安心です。
Q2. 応援グッズを持っていく保護者は多いですか?
学校や学年によって差がありますが、保育園・幼稚園や低学年ではうちわやポンポンを持つ家庭が目立ちます。高学年になると拍手中心の家庭が増えるため、子ども本人の気持ちを優先して決めるとよいでしょう。
Q3. 子どもと一緒に作ってもいいですか?
もちろん大丈夫です。スズランテープのポンポンは、4〜5歳でも裂く作業を手伝えます。自分で作ったグッズを家族が振ってくれると、子どものやる気にもつながりやすいです。
Q4. 雨で延期になった場合、グッズはどう保管すればいいですか?
紙製のうちわは湿気で反りやすいため、ビニール袋に入れて平らな場所で保管します。PP素材なら雨天の順延にもそのまま使えます。
Q5. メガホンや笛は使ってもいいですか?
学校ごとに判断が分かれるところです。案内プリントに記載がない場合は、担任の先生や学校に確認するのが確実です。迷ったら、音の出ないうちわやポンポンにしておくと安心でしょう。
Q6. 祖父母も応援に来る場合、何を用意すると喜ばれますか?
おそろいのハチマキやTシャツは、祖父母も参加しやすい応援グッズです。長時間座ることを考えて、クッションや折りたたみ日傘も一緒に用意しておくと喜ばれます。
わが子に届く応援で運動会をもっと楽しもう
運動会の応援グッズは、高価なものでなくても十分に気持ちが伝わるものです。100均材料のうちわやポンポンなら数百円・1時間以内で用意でき、市販の名入れ品を選ぶ場合も10日前の注文で間に合います。大切なのは、学校のルールを確認したうえで、周囲の保護者とも気持ちよく応援できるサイズと使い方を選ぶことです。
まずは今週末、子どもと一緒に「どの色で応援してほしい?」と話すところから始めてみましょう。好きな色が決まれば、材料選びも持ち物準備もぐっと進めやすくなります。




















