夏休みの家族旅行先を探しているけれど、猛暑の中で子供を連れて観光するのは心配――そんな声が毎年7月になると増えてきます。2026年の夏も全国的に猛暑が予想されており、涼しく過ごせる避暑地への関心が高まっています。
子連れ旅行で避暑地を選ぶとき、「涼しさ」だけでなく子供が楽しめるスポットやアクセスの良さ、宿泊施設の充実度も重要なポイントになります。実際に家族で訪れて満足度の高かったエリアを中心に、おすすめの避暑地を厳選しました。
- 標高800m以上の涼しい避暑地と平均気温データ
- 子供が楽しめる体験スポット・施設情報
- 東京・大阪からのアクセスと所要時間
- 家族旅行に必須の持ち物チェックリスト
- 避暑地の宿泊費の相場と予約のコツ
子連れ避暑地おすすめ5選と気温データ比較
避暑地選びで最も気になるのが「本当に涼しいのか」という点です。標高や8月の平均気温を比較表にまとめました。
| 避暑地 | 標高 | 8月の平均気温 | 東京からの所要時間 | 子供向け施設 |
|---|---|---|---|---|
| 軽井沢(長野) | 約1,000m | 約21度 | 新幹線で約70分 | おもちゃ王国・星野エリア |
| 那須高原(栃木) | 約600~900m | 約21度 | 車で約2時間半 | 那須どうぶつ王国・りんどう湖 |
| 河口湖(山梨) | 約800m | 約23度 | 車で約1時間半 | 富岳風穴・カチカチ山ロープウェイ |
| 草津温泉(群馬) | 約1,200m | 約20度 | 車で約3時間 | 湯畑散策・熱帯圏 |
| 上高地(長野) | 約1,500m | 約19度 | 車+バスで約4時間 | 梓川散策・大正池 |
いずれも東京から日帰りまたは1泊2日で訪問できるエリアです。標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がるとされており、標高1,000mの軽井沢や1,200mの草津温泉なら平地より6~7度涼しい環境が期待できます。
軽井沢:新幹線でアクセス抜群の王道避暑地
軽井沢は東京駅から北陸新幹線で約70分という抜群のアクセスが強みです。8月の平均気温は約21度で、都内と比べて10度以上低い日もあります。
子供が喜ぶスポット
- 軽井沢おもちゃ王国:0歳から楽しめる屋内パビリオンが11館あり、雨の日でも安心。入園料はおとな1,200円・こども900円(2歳以上)です
- 星野エリア ピッキオ:ガイド付きの自然観察ツアー(約2時間・おとな3,500円・こども2,500円)でムササビやカモシカに出会えることもあります
- ハルニレテラス:川沿いの木々に囲まれたショッピングモールで、ベビーカーでも移動しやすい平坦な遊歩道が整備されています
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宿泊費の相場
夏休みシーズンの軽井沢は宿泊費が高騰しやすく、家族4人(おとな2人+こども2人)で1泊2食付き35,000~60,000円が目安になります。早期予約(3か月前まで)で15~20%割引になる宿も多いため、5月中の予約がおすすめです。コテージやペンションなら25,000~40,000円で収まるケースもあり、自炊すれば食費の節約にもつながります。
那須高原:動物園と牧場で子供大満足のエリア
那須高原は東京から車で約2時間半。8月の平均気温は約21度で、標高600~900mの高原に子供向け施設が集中しているのが特徴です。
家族で楽しめる体験スポット
- 那須どうぶつ王国:約150種600頭の動物が暮らす広大な動物園。犬やネコとのふれあい、バードショー、カピバラへのエサやりなど、体験型コンテンツが充実しています。入場料はおとな2,600円・こども1,200円(3歳以上)
- 南ヶ丘牧場:入場無料の牧場で、乗馬体験(1回700円)やソフトクリーム(400円)が人気。実際に訪れると、放牧された牛やロバを間近で見られるのが子供たちに好評です
- りんどう湖レイクビュー:湖畔の遊園地で、観覧車やゴーカートを楽しめます。夏休み期間中はほぼ毎日花火大会を開催しており、遊んだ後に花火を鑑賞できるのが魅力的でしょう
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注意点とデメリット
那須高原は車での移動が基本となるため、公共交通機関だけではアクセスが不便な面があります。夏休みの週末は那須IC付近で渋滞が発生しやすく、往路は午前6時台の出発が理想的です。宿泊費は家族4人で1泊2食付き25,000~45,000円が相場で、軽井沢と比べるとやや手頃になっています。
河口湖・草津温泉・上高地:目的別の選び方ガイド

残り3つの避暑地は、家族のニーズに応じて選ぶのがポイントです。
河口湖(山梨):富士山と涼しさを両方楽しみたい家族に
標高約800mの河口湖は8月の平均気温が約23度。富士山を眺めながらの湖畔散策が定番コースです。富岳風穴は洞内の平均気温が約3度で、真夏でも溶けない氷柱を見学できるため、子供たちの驚きの声が響き渡るスポットとして知られています。入場料はおとな350円・こども200円。カチカチ山ロープウェイ(往復おとな900円・こども450円)からの絶景も見応えがあるでしょう。宿泊費は家族4人で1泊2食付き20,000~40,000円が目安です。
草津温泉(群馬):温泉好きの家族に
標高約1,200mの草津温泉は8月の平均気温が約20度と、紹介した5つの避暑地の中で2番目に涼しいエリアです。湯畑を中心とした温泉街の散策は夜のライトアップも含めて家族で楽しめます。子供連れには熱帯圏(入場料おとな1,100円・こども700円)がおすすめで、ドーム型の温室内でワニやサル、カピバラを間近に観察できます。宿泊費は1泊2食付き25,000~50,000円。多くの旅館で子供向けの浴衣や食事メニューが用意されています。
上高地(長野):自然体験を重視する家族に
標高約1,500mの上高地は8月の平均気温が約19度で、今回紹介する中で最も涼しい避暑地です。マイカー規制があるため、沢渡駐車場(1日700円)からシャトルバス(往復おとな2,400円・こども1,200円)で入山します。梓川沿いの遊歩道は整備されていてベビーカーでも通行可能な区間がありますが、砂利道も含まれるため抱っこ紐の併用が安心です。日帰りなら大正池~河童橋の約3.5kmコース(片道約1時間)が子供連れに向いています。
子連れ避暑地旅行の持ち物チェックリスト
避暑地は涼しいとはいえ、子連れ旅行には準備が欠かせません。忘れがちなアイテムを含めてリストにまとめました。
| カテゴリ | 必須アイテム | 備考 |
|---|---|---|
| 衣類 | 長袖の羽織り(フリースやパーカー) | 朝晩は15度前後になることも |
| 衣類 | レインウェア上下 | 山間部は午後に突然の雨が多い |
| 衛生 | 虫除けスプレー・虫刺され薬 | 高原はブヨ・アブが多い |
| 衛生 | 日焼け止め(子供用SPF30以上) | 標高が高いほど紫外線が強い |
| 飲食 | 子供用水筒・おやつ | 施設間の移動中に必要 |
| 移動 | 抱っこ紐・ベビーカー用レインカバー | 砂利道や段差のある場所に備えて |
軽量レインウェア上下セット
軽量レインウェアは避暑地旅行の必需品です。山間部では午後に突然の夕立が降ることが珍しくありません。子供用のレインウェア上下セットは2,000~4,000円で購入できます。撥水性能が落ちてきた場合は市販の撥水スプレー(約600円)で復活させられるため、保管前にスプレーしておくと長持ちします。
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子供用虫除けスプレー
高原エリアではブヨやアブが多く、刺されると赤く腫れて数日間かゆみが続くことがあります。子供用虫除けスプレー(ディート10%以下またはイカリジン15%タイプ・約500~800円)を2時間おきに塗り直すのがポイントです。万が一刺された場合に備えて、ポイズンリムーバー(約1,000円)も持参しておくと安心でしょう。
子供用日焼け止めクリーム
標高が1,000m上がると紫外線量は約10%増加するとされています。子供用日焼け止め(SPF30・PA+++以上・約600~1,200円)を選び、2~3時間おきに塗り直してください。石鹸で落とせるタイプを選ぶと、お風呂での洗い流しが楽になります。
よくある質問

Q. 子連れ避暑地旅行のベストシーズンはいつですか?
A. 7月下旬~8月中旬がピークシーズンです。混雑を避けたい場合は、夏休み序盤の7月20~25日や終盤の8月20日以降が比較的空いています。お盆期間(8月10~16日前後)は宿泊費が最も高騰するため、可能であれば前後にずらすのが賢明です。
Q. 赤ちゃん連れでも避暑地旅行は楽しめますか?
A. 軽井沢や那須高原なら、ベビーカー対応の施設が充実しているため0歳児連れでも十分楽しめます。授乳室やおむつ替えスペースも主要施設には整備されています。上高地のような山岳エリアは抱っこ紐必須で体力も求められるため、子供が歩けるようになってからの訪問がおすすめです。
Q. 日帰りで行ける避暑地はどこですか?
A. 東京からなら河口湖(車で約1.5時間)や軽井沢(新幹線で約70分)が日帰り圏内です。早朝に出発して夕方に帰宅するスケジュールなら、観光と食事を十分に楽しめるでしょう。
Q. 避暑地の宿泊予約はいつ頃がベストですか?
A. 人気エリアは3か月前(5月頃)には埋まり始めます。早期予約割引を活用すれば15~20%安くなる宿もあるため、ゴールデンウィーク前後の予約がおすすめです。キャンセル料が無料の期間内に仮押さえしておく方法もあります。
Q. 車と電車、どちらで行くのがよいですか?
A. 軽井沢は新幹線が圧倒的に便利ですが、那須高原・河口湖・草津温泉は現地での移動に車が必要なため、マイカーまたはレンタカーが適しています。車の場合、ETCの休日割引(30%オフ)を活用すると高速代を抑えられるでしょう。
Q. 避暑地でも日焼け対策は必要ですか?
A. 必須です。標高が高いほど紫外線は強くなります。標高1,000mで地上より約10%紫外線量が増えるとされているため、日焼け止め・帽子・サングラス(子供用)の3点セットを忘れないでください。
Q. 子連れで泊まるなら旅館とホテルどちらがよいですか?
A. 子供の年齢によって向き不向きがあります。乳幼児連れなら和室のある旅館が布団を並べて寝られるため安心です。小学生以上ならホテルのツインやファミリールームで十分快適に過ごせるでしょう。
家族の夏の思い出づくりに最適な避暑地を見つけよう

子連れの避暑地旅行は、涼しさ・子供向けスポットの充実度・アクセスの3点で選ぶのがカギです。アクセス重視なら軽井沢、動物好きの子供には那須高原、温泉も楽しみたいなら草津温泉と、家族のニーズに合わせて選んでみてください。
持ち物リストと宿泊予約は早めに準備しておくと、旅行当日の余裕がまったく違ってきます。涼しい高原で過ごす夏休みは、子供たちにとっても忘れられない体験になるはずです。
